物部守屋コース

当社は式内社である。延喜式に記載されている樟本神社三座の一にして他の二座は南木の本、北木の本に分祀されている。創建の年代は詳かでないが用明天皇の御代(約1400年前)物部守屋公が本拠地である稲村城(現光蓮寺敷地)の守護神として崇めていた布都大神を奉祀されたものと伝えられる。紀・記古伝によると悪疫邪霊を祓い病気平癒または農耕・武の神として広く村民の崇敬を受け現在にいたっている。

樟本神社の社名は往古境内に樟の巨木が茂っていたところからと謂われている。(神社縁起説明板)